鬼瓦

【注目】鬼瓦の意味や使い方などを徹底解説!名物鬼瓦や天山最中も紹介!

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鬼瓦って普通の瓦と違うの?そもそも鬼瓦はどこで販売しているのかな?鬼瓦の意味や種類を教えて!

皆さんは鬼瓦という言葉を聞いたことはありませんか?鬼瓦は名前にあるように鬼の顔を模した瓦のことを指しています。一言で鬼瓦と言っても多くの種類がありきちんとした意味や役割があるんです。今回の記事では鬼瓦とは具体的にどんなものなのか(意味・役割・種類)や鬼瓦の販売場所、そして鬼瓦に関連した話題を紹介していきます。

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鬼瓦なら福岡県の春日神社

福岡県春日市春日に位置する春日神社は、中大兄皇子(後の天智天皇)が天児屋根命(あめのこやねのみこと)という神様を春日の地に祀ったことが起源だと今に伝わる神社です。

春日神社の創建は神護景雲二年(768年)、藤原田麿が大和の国(奈良県)から武甕槌命(タケミカヅチノミコト)、経津主命(フツヌシノミコト)、姫大神(ヒメオオカミ)の3柱を迎えたとされています。

そんな由緒ある春日神社の本殿左側に堂々と鎮座しているのが巨大な鬼瓦。

高浜市高浜港駅前公園にある日本一の鬼瓦と比べるとミニサイズですが、春日神社の鬼瓦は同社の名物として親しまれています。

藤原氏の家紋である「下がり藤」が付いているのが特徴で、春日神社の神紋にもなっていました。

ちなみに鬼瓦の横には不老長寿のシンボルである橘(たちばな)が植えられています。

青々と葉が茂って生命感溢れる橘と堂々とした雰囲気の鬼瓦のコラボは一見の価値ありです。

 

鬼瓦を模した最中なら太宰府天山

鬼瓦

鬼瓦を調べていると「鬼瓦 最中」というキーワードがヒットすることがあります。

これは大宰府政庁跡より出土した鬼瓦の形をした「鬼瓦最中」のことを指し、大宰府参道名物として有名です。

鬼瓦最中はメディア取材が多数ある天山という大宰府参道の名店で販売されていました。

見た目は恐ろしくも迫力のある鬼そのものですが、鬼瓦最中は職人が一つ一つ丁寧に作っています。

あずきや皮などの原材料にはこだわりがあり、餡は北海道十勝産の小豆を、皮はもち米100%のみ使用しているそうです。

特に苺は福岡の名産であるあまおうを使用し、香ばしい風味に上品な甘さが加わるように工夫されていました。

年代問わず多くの人に支持されている最中なので、まだ食べたことがない人は是非試してもらいたいです。

 

尾鷲・紀北の鬼瓦とは?

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かなり前ですが2016年の8月~9月に紀北町立海山郷士資料館にて、「尾鷲・紀北の屋根瓦展」という展示会が開かれました。

尾鷲・紀北の屋根瓦とは小山長泉寺の縁の下にあった古い鬼瓦です。

「學(学の古い文体)」という文字が浮き彫りになった鬼瓦は、元々相賀小学校小山分教場にあったものでした。

鬼瓦というと恐ろしい鬼の形相をした瓦のイメージがあったので、必ずしも鬼の顔を模したものではないようです。

ちなみにこの鬼瓦は「地上に降りた鬼瓦」とも言われています。

建物の屋根の上にあったものが小山長泉寺の縁の下に来ただけのことですが、何だか縁起がいいようにも聞こえました。

 

一般的な鬼瓦といえば覆輪鬼瓦

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覆輪鬼瓦

一言で鬼瓦と言っても沢山の種類がありますが、一般的な鬼瓦は覆輪鬼瓦(ふくりんおにがわら)です。

覆輪鬼瓦は民家の屋根によく使用されているので、鬼瓦の中では一番身近なものだと言えます。

この鬼瓦の特徴は雲を表すような装飾で、雲は一般的には縁起物として認知されており、火除けの効果も期待できるそうです。

覆輪鬼瓦は以下のように複数の種類に分けられていました。

覆輪型鬼瓦一覧

覆輪型丸張 下り鬼

覆輪型丸張 隅鬼

覆輪型丸張 東鬼

覆輪型丸張 又鬼

覆輪型丸張 三つ組

覆輪型角張 下り鬼

覆輪型角張 隅鬼

覆輪型角張 東鬼

覆輪型角張 又鬼

覆輪型角張 又鬼丸立

覆輪型角張 9寸又鬼

覆輪型角張 三つ組

覆輪型角張 7寸勾配

覆輪型角張 9寸勾配

同じ覆輪型鬼瓦でも種類によってデザイン・サイズは異なるようです。

覆輪型以外の鬼瓦については別の項で触れていきます。

 

鬼瓦を販売している場所は何処?

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鬼瓦

 

鬼瓦を販売している場所は複数存在しています。

実際に鬼瓦を入手できるのは専門の販売業者・オンラインショップ・リサイクルショップ・製作体験が可能な工房の4つです。

以下でそれぞれの販売場所を詳しく見ていきましょう。

 

鬼瓦専門の販売業者

業者

まず鬼瓦専門の販売業者についてですが、これは製造から販売まで担っている業者が数多くあります。

一般的にはオーダーメイドで、希望のデザインやサイズを伝えることで要望に沿った鬼瓦を用意してくれるようです。

購入の流れとしては電話やメールフォームから問い合わせ、大まかな希望を伝えてから見積もり・発注・支払い・製作・納品と進みます。

自分が欲しい鬼瓦の画像を予め用意しておくと、業者側としても打ち合わせがしやすいです。

またオーダーメイドの場合は鬼瓦1つの製作に約1ヶ月程度を要します。

完成後は直接受け取る以外に宅急便で送ってもらう方法もあるので、忙しい人は後者を選択するといいでしょう。

 

通販サイト

通販

「鬼瓦 販売」や「鬼瓦 通販」と検索してもらうと、鬼瓦を販売している通販サイトがヒットします。

Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなど複数の通販サイトが鬼瓦を扱っていました。

因みに通販サイトで購入するメリットは購入者の口コミです。

販売業者の評価が高いからといって必ずしも良いとは限りませんが、判断要素の一つにはなります。

 

リサイクルショップ

リサイクル

リサイクルショップで鬼瓦を購入するというのも一つの方法です。

中古品を扱っているので定価よりも格安で購入きるでしょう。

例えそのリサイクルショップに希望の鬼瓦がない場合でも、ショッピングアプリを活用するという手もあります。

メルカリやジモティなどのアプリで、他にはないような鬼瓦に出会える可能性は高いです。

 

製作体験が可能な工房

工房

最後に鬼瓦が入手できる場所を挙げるなら、それは製作体験が可能な工房です。

自ら足を運ぶ手間はありますが、プロの指導の元で希望の鬼瓦を製作することができます。

この場合の製作時間は約1〜3時間、すぐに鬼瓦を入手できるのがメリットです。

鬼瓦の製作体験ができる工房は、埼玉県比企郡小川町の「富岡鬼瓦工房」や山梨県南アルプス市の「若草瓦会館」、愛知県高浜市の「鬼瓦kumi」などがあります。

 

鬼瓦を購入する際の注意点

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鬼瓦

鬼瓦を購入しても屋根に取り付ける必要があるので、工務店や屋根工事店に取り付け工事を依頼しなければなりません。

修復・交換工事の費用相場は足場無しで約1〜5万円、足場有りで約20万円です。

なので鬼瓦購入の際は本体価格の他に取り付け工賃も考慮しましょう。

もう一つの注意点は鬼瓦を業者から購入する場合の送料です。

サービスで送料無料の場合もありますが、多くは送料が別途必要になります。

見積もりが送料込みになっているかどうかをしっかりとチェックし、後から「こんなはずではなかった」と後悔しないようにしましょう。

 

鬼瓦とは?意味や使い方・歴史を紹介

鬼瓦

鬼瓦は家屋の両端に置かれている鬼の面の形をした瓦のことですが、必ずしも鬼の面をしているわけではありません。

屋根の最も高い場所に位置しているのは、古来より軒端は神聖な場所として人々に認知されてきたからです。

鬼瓦には魔除けや厄除けの効果があるとされ、建物を守護する意味を持っています。

独特な形状をしているのは、鬼瓦自体がこれらの効果を十二分に発揮するためなんですね。

実際に昔の人々は鬼瓦を屋根に設置することで、家を災いから守ろうとする文化を続けてきました。

鬼瓦の歴史は古く、一番最初の鬼瓦とされているのが今から1400年ほど前に見つかった蓮華紋鬼瓦です。

法隆寺(奈良県)の若草伽藍(がらん)跡から発掘されたこの鬼瓦は、名前にあるように蓮の華の形をした瓦でした。

同様の瓦が朝鮮半島から発見されていることから分かるように、元々鬼瓦は朝鮮半島から飛来したものだそうです。

日本に飛来したきっかけは、日本を訪問した朝鮮半島の百済の技術者が鬼瓦の製造技術を当時の人々に施したからだと言われています。

当初、蓮華紋の形状をしていた鬼瓦は時代と共に少しずつ変化を遂げていったのでしょう。

 

鬼瓦にはどんな種類がある?鬼瓦の種類11選

鬼瓦

 

和風住宅の屋根のシンボル的存在の鬼瓦には数多くの種類があります。

全て把握しているのは鬼瓦製造業者ぐらいしかないと言われるほどの種類があり、それぞれサイズやデザインが異なっているのが特徴です。

ここでは何百種類もの鬼瓦の中から主だった種類をご紹介します。

 

影盛鬼瓦

鬼瓦の裏側が瓦造りの二重構造になっていて、漆喰を塗り盛り上げた形状をしているものを影盛鬼瓦と言います。

種類の多い鬼瓦なので、屋根形状や好みに応じて依頼できるのがメリットです。

 

いざり鬼面

片方の足が棟違いの屋根勾配に合うように切断された鬼瓦です。

いざり鬼面は落ち棟屋根の陸棟(屋根の一番上にある部分)に使用されています。

 

蔓若葉鬼瓦(つるわかばおにがわら)

蔓若葉鬼瓦は名前にあるように蔓(つる)の模様が特徴的な鬼瓦です。

上品な雰囲気が漂う鬼瓦なのでシンプルな屋根に使用するのが適しています。

 

若葉鬼瓦

若葉の形状をした鬼瓦で、先ほど挙げた蔓若葉鬼瓦もこの中の一種です。

 

かぶら鬼瓦

足の部分が丸くなった鬼瓦で京都の蔵などに見られます。

ちなみにこの足の部分が丸くなった形状のことを谷立ち納めと言うそうです。

先ほど紹介しましたが、外見が似ている覆輪鬼瓦を参考にするとイメージしやすいと思います。

 

御所型鬼瓦

神社やお寺などで使用されている鬼瓦で、足元が荒目流しや筋彫りで造られています。

 

並足付(なみあしつき)

並足付の「並」は鬼瓦の中でも並のランクである鬼瓦のことを指しています。

そして「足付」は「三つ組」とも言われる鬼瓦のことで、頭の部分と足の部分に分かれているのが特徴です。

 

並一文字(なみいちもんじ)

並一文字は下り棟や隅棟などで使用されている鬼瓦です。

鬼瓦の下端が一文字(直線)になっていることから、「並一文字」という名前が付けられました。

 

カエズ又ギ

鬼瓦の中ではシンプルな形状をしているものを「カエズ」と言いますが、これは一般住宅でよく使用される鬼瓦です。

「カエズ」には海津形鬼(かいづがたおに)という別名があり、これに足元が付いたものに「京海津」があります。

一方、鬼瓦の据付位置の呼称を「又ギ(またぎ)」と言い、鬼瓦の中央の凹んだ部分を指しているそうです。

 

カエズ一文字

もう一つ「カエズ」が付く鬼瓦を紹介すると、下が直線状になっている「カエズ一文字」という鬼瓦があります。

シンプルに一文字(直線)を書いたような鬼瓦と考えると覚えやすいですよ。

 

数珠掛又ギ

「数珠掛又ギ」の外側に近い部分には数珠と言われる模様が付けられており、半球状か円形になっているのが特徴です。

この数珠模様に鬼瓦の中央にある凹みを加えて「数珠掛又ギ」になるわけですね。

 

数珠掛鬼面一文字

最後にご紹介するのは数珠掛鬼面一文字という少し長めの名前の鬼瓦です。

数珠掛鬼面一文字の最大の特徴は立体的に造られた鬼の顔で、これを「鬼面(きめん)」と言います。

一方「古代鬼面」と呼ばれる鬼瓦もありますが、鬼面とは違い顔が立体的になっていました。

数珠を掛けた鬼面が下が一文字(直線型)になっている瓦に乗っているから数珠掛鬼面一文字、というように考えると記憶に残りやすいのではないでしょうか?

 

鬼瓦の待ち受け画像に御利益はある?

鬼瓦

「最近運気に恵まれないな」「悪い気が漂っている気がする」などの時に、運気が上がる画像を待ち受けにして御利益を得たケースは少なくありません。

では今回の記事で話題にした鬼瓦を待ち受けにすると御利益は頂けるのでしょうか?

結論から言うと鬼瓦の待ち受け画像に御利益があったという情報は見つかりませんでした。

ですが鬼瓦には厄除け・魔除けなどの効果があると言われているので、あらゆる邪気を払いのけてくれる可能性があります。

本来なら和風家屋の屋根に設置するのがベストですが、待ち受け画像にしてみるのも一つのやり方です。

逆にスマホの画面に登録したほうが、いつでも好きなタイミングで気軽に見ることができるでしょう。

 

まとめ:鬼瓦はとても奥深い日本文化

鬼瓦

鬼瓦の意味や歴史、鬼瓦にはどんな種類があるか?などに触れてきましたが、如何でしたでしょうか?

今まで恐ろしい形相をした鬼の顔が付いた瓦としか認識していませんでしたが、調べてみると鬼瓦にはとても奥深い部分があることを知りました。

鬼瓦が1400年ほど前に日本に飛来し、当時の朝鮮半島の技術者から施された技術が現在にも受け継がれているのは素直に凄いと思います。

今回の記事を見てくれた人が少しでも鬼瓦に興味を持ってくれたら嬉しいです。

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