金運アップ基礎知識

ご利益の意味ってなに?知っているようで知らない言葉の意味を解説!

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神社などで聞く言葉って意味が曖昧なものが多い気がしませんか?あまり日常で触れる事のない言葉ばかりなので言葉の解釈が難しいですよね。大人としての常識を一つ知識として取り入れてワンランク上の大人を目指してみませんか?ちょっとした小話として周りの人に教えたくなるようなものばかりです。ぜひ参考にしてみてください。

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ご利益ってどういう意味なの?

一般的には「りえき」と読みますが、仏教では「りやく」と読みます。

ご利益というと仏さまや神さまにお参りし、その結果として病気がなおるとか、商売が繁昌するとか、を連想します。しかし、これではプロローグとエピローグだけを見ているようなものです。肝心な真ん中の部分が抜けています。

ご利益は、ためになること、他人を益すること、仏さまから与えられる恵み、といった意味で、善行の結果として得られるものです。

仏さまの正しい教えを守り、それを実践することで、自分以外の人にプラスとなるような働きをすることで、自らも仏さまからの恵みを与えられることです。

例えば参拝の折にあげるお賽銭は、みんなが気持ち良く参拝出来る環境が、維持されることを願い浄財を供えます。この善行の結果として、自分自身の願いも叶うように、仏さまが恵みを与えてくれることになります。

浄財とは正しい行いで得たお金で、自分以外の人の為になる使い方をしたお金を言います。

利益(りやく)とは、幸福のこと

今では「利益」と書いたら「りえき」と読むのが普通ですね。
「利益が上がったとか」「利益が出ない」とか会社や職場ではよく耳にします。

仏教では「利益」と書いて「りやく」と読みます。
幸福という意味です。

「利益(りやく)」と聞きますと、中には「ご利益(りやく)」という言葉を思い出される方もあるかもしれません。

ほとんどの人がご利益(りやく)と聞いて思い浮かべるのは、「家内安全」「無病息災」「商売繁盛」「縁結び」といったものではないでしょうか。

たしかに、これらのものに恵まれたら「幸福」を感じるでしょうから、「ご利益」(幸福)だと思うのも頷けます。
そして、そんなご利益(幸福)をもたらしてくれそうなものを拝んだり、置いてみたり、身に着けてみたりしようとするのでしょう。このような利益(幸せ)が得られるかどうかは、自分の行いによって決まると仏教では教えられています。
これを自業自得といいます。
自業自得とは「自分の行いによって、利益(幸福)が生み出される」ということです。

ですから私たちが得たいと思うような、利益(幸福)は自分の善い行いが生み出すものです。そして、不幸や災難といった結果は、自分の悪い行いが生み出したものと考えられています。

無意識に「ご利益」を求めている

人間の心は強そうで弱いものですから、うまくいかないことや失敗が続いたりすると、何か特別なものに頼りたくなる気持ちもよくわかります。
本当は勉強という「行い」に、合格できるかどうかを生み出す「力」があるのですが、不安な気持ちを何とか落ち着けたいの思いから、祈願せずにいられないのでしょう。

幸せは自分の行いで決まるもの

ところで、本当にこれらのものがご利益(幸せ)をもたらしてくれるのでしょうか?

年始になると、受験生が合格祈願をしに行き、「合格祈願」のお守りを買っていたりします。
ところが、その祈願への行き帰りには、英単語帳や参考書を必死に見ているのではないでしょうか。
もし本当に祈願やお守りに合格させる力があると心底思っていたら、行き帰りでの勉強はしないでしょう。

「これを拝むとご利益(りやく)があります」とか「安産にご利益(りやく)のあるお守りだ」とかそんな言葉をしばしば耳にします。ご利益を求めるのは不安があるから。

ただ、金運がアップする財布というのも、目に見えないもののような気がします。
「目に見えないものは信じない」と言われる方が、ご利益(りやく)があると信じて金運アップの財布を使っている。
こういうことは、意外にもよくあることです。

「俺は神とか仏とかそんなのは信じない」と言いつつも、初詣に行ったり、車に「交通安全」のお守りをぶら下げている人もいます。
縁起物といって玄関に七福神の置物をおいてみたり、運気が上がるグッズを身に着けてみたりすることもしばしばあるようです。

このように何かにご利益を求める気持ちの背景には、やはり不安な気持ちがあるからではないでしょうか。
初詣に行くのも何かの祈願に行くのも、本当にうまくいくだろうかとか、病気や事故、災害に巻き込まれたりしないだろうかと心配する気持ちからでしょう。

私たちの手にしている喜び・楽しみ・幸福(利益)はつかの間のものであり、一時の安心だとよく知っているからです。

仏教で本来言われている「利益」とは、何があっても崩れない・変わらない喜び・幸せのことです。

「これを拝んだら、これを身に着けたら、ご利益(りやく)ありますよ~」という利益(りやく)とはまったく異なるものなのです。
この「摂取不捨の利益」の身になってこそ、根本の不安が取り除かれ、心から安らかに生きていけます。

「尊守 」この読み方と意味の解説

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正しい読み方は「そんしゅ」・・・ですが、実は辞書などでひいても出てきませんし、パソコンなどで「そんしゅ」と打っても変換されません。

理由としては、「尊守」とはもともとは「遵守」という言葉をそんしゅと誤読したもの、つまり誤字だといわれていますが、私がもっともらしいと思った事実は、規則を守る「遵守」に対して「尊重」の意味を含ませた言葉として”遵”に似た”尊”という漢字を宛て「尊守」そんしゅという読み方の言葉がうまれたということです。

同じ守るという意味でも、「尊守」とは崇高なものとして尊重し守ることという意味があるのです。

尊守の正しい使い方

例えば、スポーツなどで「スポーツマンシップにのっとって~・・・」などの宣言を聞いたことはありますよね?

これは、スポーツマンとしてのルールを守り敬意を払うという気持ちが込められているのですが、まさにこれは「尊守」の出番!

「フェアプレーの精神を尊守します」などと使えますね。

ちなみに、「尊守」という言葉がただの誤字で存在しないものとされているところでは、「遵守」に尊重をプラスするカタチで「尊重して遵守する」という表現をされているようです。

遵守の正しい読み方は?

正しい読み方は「じゅんしゅ」

「遵」は「したがう」の意があり、「遵守」とはきまり・法律・道理などに従いよく守るという意味になります。

ここでいう「きまり」とは、わかりやすくいうと交通ルールや労働法など主に公的なきまりを含むため、特に法律関係の場や書面などで使われることが多くあるようです。

また、法律のほかに道徳や習慣を従順に守るという意味もあり、古い習わしや学校の法則など一律の基準に沿って行動する場面で使われる言葉でもあります。

では、正しい使い方を例文に沿ってみてみましょう♪

遵守の正しい使い方

正しい使い方をいくつか挙げると、裁判などの場面で・・・

「法令遵守により、以下を決定する~」「遵守義務があるため、これらの実施を確保し~」

会社などの場面では・・・

「社内規制を遵守し、よりいっそうの利益向上を目指そう」などと言うことができます。

これらはとっても固い場面での使い方になりますが、つまりは自主的に法令を守るということをとても真面目な言い方で表現する場合に使われるのが「遵守」なのです

遵守と尊守の意味の違い

「遵守」とは、規則や法律・習慣などの決まりごとに従うことの意味で、「尊守」とはそこに尊重の意をプラスされたもの。

つまり、これらの規則を守ります!とルールに従う意思を示すものには「遵守」を使い、国造りにおけるようななにか壮大なルールや敬意を払うべき習慣に対しては「尊守」が使えます。

どちらもきまりに従い守るという意味は同じなので、使い方をあまり心配する必要はありませんが、尊重の気持ちをプラスする時には「尊守」と覚えおくとよいでしょう。

吹聴の読み方

「吹聴」の正しい読み方は……「ふいちょう」です。

「吹」という漢字の音読みが「すい」のため、「すいちょう」と読み間違えられることが多いので、注意が必要です。ちなみに「ふい」という読み方は、訓読みの「ふく」につられた誤読であるとされています。

吹聴の意味とは?

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吹聴は、いいふらすこと、ひろくいい広めること、披露という意味です。

吹聴の吹の意味は息を吹く、楽器を息を吹いて鳴らす、聴の意味は聞き取る、聞き入れるということです。

吹くの意味としては、誇大に事実をいう、作り話をするというようなことがあります。

なお、吹という漢字は、吹っかけるという実際よりも大げさにいうという意味の言葉やほら吹きというでたらめで大袈裟なことをいったりする人という意味の言葉でも使われています。

このようなことからわかるように、主として吹聴は批判的なニュアンスで使い、いいニュアンスはありません。

もともと、吹聴は風潮から派生したものです。

現在の風潮の意味は、風の便りに聞くことや噂になります。

しかし、風潮の意味としては、もともと周囲にいいふらすということがありました。

この意味を強調するために、吹を風の代わりに使うようになり、最終的に吹聴が生まれました。

吹聴が生まれてからは、周囲にいいふらすという意味で風潮は使われなくなりました。

そのため、吹聴の類義語に風潮は含まれません。

吹聴の使い方とは?

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吹聴は、あまり普段耳にしないかもしれません。

ここでは、吹聴の使い方についてご紹介します。

吹聴して回る、吹聴する

吹聴そのものの意味が言いふらすということであるため、~される、~するというような動詞表現を後につけて使われます。

吹聴して回る、吹聴するというような使い方をする時も多くあります。

ネガティブなイメージで使われる

吹聴の吹の漢字の意味としては、ほらを吹くなどのように、ものを大げさにいうことが含まれています。

そのため、ネガティブなイメージが吹聴にも含まれており、自慢話や噂話などをいい広める時に多く使われます。

単純にいい広めるというニュアンスで、研修のスケジュールを吹聴するというような使い方は間違っています。

吹聴は、ネガティブなイメージで使われる言葉であるため注意しましょう。

第三者に使う

吹聴自体がネガティブなイメージの言葉であるため、他の人のことを陰で批判する時に使いますが、相手に対してあなたは吹聴する人であるというように使う時はありません。

例えば、第三者に対して、他の人の悪口を彼は吹聴するというように、皮肉や批判のニュアンスを込めて使う時が多くあります。

器という漢字の成り立ちについて

器(うつわ)」という漢字の古い字体をよく見ると、四つの「口」という字に囲まれているのは「大」ではなく、「犬」という字です。
これは、戦後、漢字への十分な知識がないままに文字の形を改革したため、「犬」の文字から点が抜け落ちてしまったからだといわれています。白川文字学によれば、この四つの「口」は、神への祈りの言葉を入れる箱。
「犬」は、祭祀や儀礼の際、神に捧げられたいけにえでした。
古代中国において「犬」は祓いや清めの力をもつ特別な存在だったといいます。
そこから、祈りの言葉を入れた箱を並べ、その真ん中に横たわる犬を描いた「器」という漢字は、
清められた神聖な「うつわ」を意味するようになったのです。

「君子は器(うつわもの)ならず」とは、論語の一節。

「器は用途が限られているが、人の上に立つ者は、決まった使い方しかできない人物であってはならない」という教えです。

 

噂という漢字の成り立ち

 

お守りによくある「学業成就」ってどんな意味?

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「成就」は日常会話の中で、それほど使われる事がない言葉ではないでしょうか?神社や寺のお祈りやお守りなどで、意識される事が多いと思います。

そのため、「成就」という言葉を単独で使うよりも、四字熟語などの一部に使われているものを、目にする方が多いかもしれません。

しかし「成就」自体の意味を考えると、意外と思い浮かびませんよね?

今回はそんな「成就」の意味、由来「大願成就」「心願成就」「恋愛成就」「学業成就」などのよく見る四字熟語について、まとめました。

「成就」の読み方は「じょうじゅ」です。昔は「じょうじゅう」とも読まれていました。

「成就」の意味は「物事を望んだ通りに成し遂げる事」「願いや望みが叶う事」などがあります。

例えば「パイロットになる夢を成就した。」などと使います。

「成就」という言葉は、元々仏教で使われていた仏教語です。「身に備えている」という意味があり、「智や徳を完全に備えている事」を言います。

「智」とは「物事をよく知り、理解し、判断する能力」「徳」とは「精神的にも、道徳的にも、優れた品性や能力」の事です。

このように非常に優れた状態である事から、「完成」という意味も持っています。

「成就」の四字熟語の意味は?

言葉の持つ意味から、お祈りやお守りで使われる事が多くあります。

ここでは、そこでよく見られる下記4つの四字熟語を紹介します。「大願成就」「心願成就」「恋愛成就」「学業成就」
「大願成就」は「大きな願いが叶えられる事」です。元々は、人々を悟りへ導くという仏の誓願の事をいう仏教語です。そう考えると、相当大きな願い事が当てはまるのかもしれません。

「心願成就」は「神仏に心の中で祈っている願いが叶う事」です。心の中でひたむきに祈る事ができる、心の底から願うような願いが当てはまるのかもしれません。

「恋愛成就」は「恋愛に関する願いが叶う事」です。よく縁結びとの違いで悩む人がいますが、縁結びには恋愛以外の縁も含まれている事が多くあります。しかし、これらの扱いについては神社や寺によって違う事がありますので、それぞれの場所で、直接聞いてください。

「学業成就」は「勉学に関する願いが叶う事」です。合格祈願が、受験や試験の合格を祈るのに対して、「学業成就」はそれを含む勉学全般の事です。

「成就」は「物事を望んだ通りに成し遂げる事」「願いや望みが叶う事」という意味である事から、お祈りやお守りに使われる事が多くあります。

四字熟語の意味をしっかりと理解して、目的に合う場所でお祈りをして、目的に合うお守りを購入してください。

ただ祈るだけではなく、成就した場合にはお礼をする事も忘れないようにしましょう。

ただし、願いや望みを叶えるために努力をするかしないかは、自分次第ですので注意して下さいね。

合格祈願のお守りと学業成就のお守りの違いって何?

合格祈願と学業成就のお守りは、基本的に受験の合格を願うお守りなので、同じものだと思って良いでしょう。

学業成就の中にも、もちろん合格祈願は含まれていると言う事になります。しいて言うならば、

学業成就のお守り=自力本願のお守りという事になり、

合格祈願のお守り=他力本願のお守りという事になるでしょう。

学業成就のお守りは、学業を頑張って実を結びますようにというお守りであり、努力が報われるという意味のお守りになります。合格祈願のお守りは、今まで頑張って努力してきたので最後の後押しを神様にお願いをする。という意味のお守りになります。

ご利益を授かるとは?

「お守り」を知るとご利益が増す!?

神社仏閣への参拝時、お守りを購入される方は多いことと思います。
特に1月、初詣に行った時には欲しくなるものです。

今年1年の願い事の成就、目的達成のため神様の力を借りる…。
お守りは人々に神様の力を分け与えるものであり、神様の分身でもあります。

健康祈願、商売繁盛、安産祈願、縁結び、合格祈願、交通安全、厄除けなどなど、お守りの効果は千差万別。
この世のありとあらゆる悩みに対応しているのは確かです。

日本人の生活に身近にあり続ける「お守り」。
しかし、お守りについて知っていることは案外少ないのではないでしょうか。

お守りについてもっと知れば、よりご利益を得やすくなるかもしれません。
お守りを買う前に少しだけ知識を深めてみることをおすすめします。

今までお守りのご利益をあまり感じられずにいた方は必読ですよ。

忘れてはいけないのが、お守りはただただ自分の願いを叶えるための道具ではないということ。

お守りと共に願いを成就し、より豊かな人生を目指しましょう。

授かるの類語は?

賜る(たまわる)
意味:目上の人から物などをいただく。ちょうだいする。

拝領(はいりょう)
意味:目上の人から物をいただくこと。

受ける(うける)
意味:他から与えられる。身に授かる。

受取る(うけとる)
意味: 受けて取る。渡されたものを受け収める。

貰う(もらう)
意味:贈られたり頼んだりして受け取り、自分のものとする。

 

お守りは「買う」のではなく「授かる」

お金を出すのだから買うと言いたくなるのもわかりますが、お守りは神様の力を宿したもの。(ご朱印も同じです)
神前でお祓いされており、神様のご加護を受けた、あるいは、御神体そのものであり、正式には「守札」(しゅさつ、もりふだ)と呼びます。

お守りを売ってあるところに「授与所」などと書かれているのはそのため。
買うのではなく、「授かる」「受ける」のです。

お守りを通して神様の力を借り、授かります。

お守りを授かるタイミングについて

お守りは参拝記念品ではありません。
本当に必要な時に授かるものです。とりあえず買う。せっかくだから買うという気持ちで授からない方がいいでしょう。

神社やお寺の良さに触れて自然と欲しくなる。
縁を持ちたくなる。
「この神様に守ってほしい」

参拝時にそういう良い気持ちになった時に授かるのがベストです。
お守りはタイミングが大切。

お守りにはあなたのその時の気持ちが宿りますから。

お守りは、1体2体…と数える

お守りは、1個2個でもなく1つ2つでもなく、「1体2体…」と数えます。
これは神様の分身であることの表れ。

物ではなく、神様と同じ単位を使って数えるのです。

ちなみにお札の場合は、「1柱2柱…」(ひとはしら、ふたはしら…)と数えます。

神様のご利益を得るために、

  • カバンや財布に入れて常に身に着ける
  • 家では目に付く高い場所に置く

と良いです。

身に付ける場所は目的に合わせるのがおすすめ。

金運上昇のお守りであれば、財布に。
合格祈願のお守りであれば、いつも使うペンケースに。
安産祈願のお守りであれば、マタニティウェアに。
縁結びのお守りであれば、いつも持ち歩くスマホに。

よりご利益を得やすくなるでしょう。

忌中はお守りを身につけない

家族や親戚に不幸があった場合は、お守りを一旦別の場所に保管しておきましょう。お守りは持ち主の不安や悲しみも宿してしまう恐れがあります。

気持ちに整理がつくまでは身に付けないのが吉。

複数身に付けても良いの!?

全く問題ないです。神様は懐が広い存在。
神様同士がケンカして、ご利益を打ち消し合うなんてことはありません。

ただ、持ちすぎるのはやめた方がいいでしょう。
10個も20個も持っていると、お守りの本来の効果が発揮されなくなる恐れがあるからです。

願いや目的に応じた程よい数を身に付けましょう。

中身を見てはいけないの!?

浅はかな好奇心はお守りそのものに影響を与えます。中身を見ることは信仰心の薄れであり、効果がなくなる原因です。

神様は清浄を好むもの。

中身は祭神の名が書かれた木の板や紙、祈願目的を象徴する物が入っています。
破れたり汚れたりした時は袋を変えるのではなく、返納して新しいものに交換しましょう。

そうならない様にお守り入れで保護するのがおすすめです。

お守りの期限

お守りに有効期限はありませんが、1年が目安。
長い間身につけていると、その分良くない気が溜まってしまいます。

役目を終えたと感じたら、1年の感謝の気持ちを込めて返納しましょう。

お守りの返納方法

神社のお守りは神社へ、お寺のお守りはお寺へ。
基本的には授かった神社・お寺に返納します。

間違っても、自宅で燃えるゴミとして処分しないように。

神社やお寺には古札収所、古札受付、古札お納め所などがありますので、そこにお返ししましょう。
お焚き上げをしてくれます。

郵送でもOKなところも。
封筒などにお守りを入れて「お焚き上げ希望」と書いて送りましょう。
受け付けていないところもあるので事前に確認するとよいです。

お守りを持っているからと言って、必ずしも願いが叶うものではありません。
不幸な出来事が絶対に起こらないとも限りません。

お守りは、「心」です。

それが安心感・心強さに、持ち主の背中を押す力になります。

お守りは、人の気持ちが宿るもの。

お守りのことを正しく知り大切に扱うことは、人を理解し大事にすることでもあります。

常に感謝の気持ちを持って、お守りを身に付けましょう。
その気持ちが結果的に、願いや目的の成就につながるのです。

今年1年何か達成したい目的・願いがあれば、前向きな希望を持った清々しい気持ちでお守りを授かってみてください。
これまでとは違う1年になるかもしれませんよ。

まとめ

いかがでしたか?あまり聞きなれない言葉ばかりなので意味を理解するのが少し難しいものあるかもしれません。この知識を頭の片隅に置いておき神社に訪れた時など少し変わった視点で物事を考えられるかもしれませんね。

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